ギターを挫折しない方法を紹介します。憧れのアーティストの演奏を見て、「自分もあんな風に弾けるようになりたい!」と意気込んで始めたギター。
そのモチベーションは、今も維持できていますか。
もしも「自分はセンスないから向いてないし」「思っていたよりも難しくて練習はつまらないし」「そもそも忙しくて練習時間が取れないし」などなど、いろんな言い訳をして辞めようとしているとしたら…
大丈夫!挫折しそうになっているのはあなただけではないんです!!
だから完全に辞めてしまう前に、もう一度始めた頃のわくわくした気持ちを取り戻してみませんか。
私はYouTubeやギター教室に通って、
友達・仲間を見つけてやる気を取り戻しプロの指導でどんどん上達しました。今回はそんな体験談も含めた記事です。
もくじ
【ギター挫折率9割】『辞めたい・難しい!?』初心者必見!挫折しない方法”練習曲がつまらない・やめたいと”思った時の対処法
ギターの挫折率は9割(90%)
フェンダー社が行なった興味深いアンケートの結果をご存知でしょうか。
有名な老舗ギターメーカーのフェンダー社ですが、意外なことにフェンダー社のギターを購入した人の45%は初心者でした。
さらに驚きだったのは、ギターを購入した初心者のうちの90%は1年以内に挫折しているというのです。
ギター初心者の9割が1年以内に挫折!
この結果を聞いて驚かれましたか?
それともやっぱりなと思われましたか?
自分だけじゃないんだと安心しているのだとしたら…待ってください!
せっかくかっこ良くギターを弾くことを夢見ていたのですから、もう一度ギターへのモチベーションを上げてみませんか。
ギターがつまらない、辞めたいと思ったときの対処法について考えてみました。
改めて、ギターを弾きたいというあの憧れの気持ちを思い出してみましょう。
2つの対処法を紹介
音楽スクールに通う
音楽教室に通うメリット
- 仲間ができる。
- 人との出会いがある。
- モチベーションが上がる。
- 講師(プロ)の先生が教えてくれる。
- 変な癖をなくして、正しい奏法が身につく
- (音楽教室によっては)発表会やライブがあり、人前で演奏する機会がもらえる
独学でのギター練習に行き詰まってしまったときには、音楽教室に通ってみるのも良いかもしれません。一人で淡々と練習を続けているよりも、人と一緒に声を掛け合いながら練習をした方がメリハリがつきます。
最近話題のギター教室シアーミュージックなど特におすすめです。体験談はこちらの記事(シアーミュージック体験談と口コミ)にも掲載しています。
また音楽教室に通うことで、仕事や学校とは違った新しい仲間に出会うこともできるでしょう。大人になると今までとは違う人間関係を築くことはなかなかと難しいですから、同じ目標を目指す仲間に出会えることは貴重な体験だと思います。
音楽好き、ギター好きの仲間と出会うことで、ギターに対するモチベーションも上がるでしょう。仲間が毎日コツコツと練習している話を聞いたら、自分も地道に頑張ろうと改めて目標設定ができると思います。
また講師に教えてもらえることで良い点もあります。独学で、教則本やネットだけを頼りに練習していても、良くわからず難しいと思う内容が出てくることがあります。そんなとき、一人でやっていたら質問することもできません。
しかし講師が直接教えてくれる環境でしたら、わからないときには気軽にすぐ聞くことができます。奏法のちょっとしたコツなども、実際の演奏を交えながら教えてもらうことができるのです。
教則本で見ていたら難しいと思っていたことが、講師に解説してもらうとそれほど難しいことではなかったという場合もあるでしょう。
さらに講師に自分の演奏を見てもらいながら進めていけるため、もしも変な癖がついていたら直してもらえるという点も大きなメリットです。
独学でギターを習得しようとすると、間違った癖がついてしまう恐れがあります。初心者のうちに変な癖をつけてしまうと、上達の妨げになってしまうかもしれません。直そうと思っても、時間が経ってからではなかなかと直しにくくなります。
ギターに限ったことではありませんが、やはり正しい奏法を身につけておいた方が上達しやすくなると思います。初心者のうちに自分独自の癖で弾いてしまうことは、絶対におすすめできません。
音楽教室によっては、演奏会やライブイベントなどの行事もあります。せっかくギターを練習をしているのですから、人前で演奏できることはチャンスです。日々の単調な練習だけでなく、華やかな舞台も味わってみるとまた気分が変わると思います。
このように音楽教室へ通うメリットはいろいろとあります。
もちろん場合によっては思い描いていたような講師や仲間に出会えないかもしれません。費用もかかりますし、教室へ通う時間も作らなくてはいけません。
デメリットもないわけではありませんが、それでも一人で練習をしていてもう辞めようかと悩んでいるようでしたら、一度音楽教室へ通ってみても良いでしょう。
動画・YouTubeを参考にする
ギタリストの初心者時代はこんな感じ!挫折しにくい練習の取り組み方を解説します。
ギター初心者。挫折してしまう確率の話 Fender社調べ【ギターの雑談】
ギターを始めて挫折しそうな方へ、僕も最初はこうだった。
Fコード・Bコードで挫折してしまう
ギターを始めたばかりの初心者にとって、まず立ちはだかる大きな壁がFコードです。「Fコードで挫折した」はギターを諦める決まり文句の一つになっています。そしてFコードの次にやってくる壁がBコードでしょう。
どちらも日常生活では使わないような指づかいで、人差し指で複数の弦を同時に押さえながらちゃんと音を響かせなくてはいけません。押さえているうちに指も痛くなり、切れてしまうこともあるでしょう。
このコードが思うように弾けず、諦める原因の一つになってしまうことも多いのです。
複数の弦を同時に押さえるときには、「人差し指の腹側」ではなく「人差し指の側面」で押さえることもちょっとしたコツです。そして何度も押さえているうちに指の皮は厚くなって多少痛みも感じにくくなりますから、頑張ってみてください。
ギターを始めた理由を思い出そう
憧れのアーティストがいた
ギターを始めるきっかけとなった憧れのアーティストは誰ですか?
最近そのアーティストの演奏は見ましたか?
もしもギターを始めたときのわくわくとした気持ちが薄れてきてしまっているのでしたら、たまには憧れのアーティストのライブ映像を見てみましょう。熱いライブを見ているうちに、あんな風に弾きたいとモチベーションが上がるかもしれません。
できれば毎日の練習前、食事や何か用事をしている最中でもライブ映像を流しておくと良いかもしれません。毎日その映像を見てモチベーションを上げてから練習するようにすれば、きっと普段の練習も続けられます。
ギターをはじめてモテたいと思った
「モテたいからギターを始める」という流れは、経験されている方も多いのではないでしょうか。中学生や高校生ならば、ほぼ「モテたい」だけがギターを始める原動力になっているかもしれません。
そんな単純で純粋な気持ちを、もう一度思い出してみてください。上達するように日々の練習をこなすことも大事ですが、ギターアクセサリーにこだわってみたりするなど、もっと形から入ってみても楽しいかもしれませんね。
自分がかっこいいと思えるアーティスト像を思い描き、自分がなってみてください。
SNSやInstagram・YouTubeで自分を表現したくて始めた
SNSなどにアップして、自分を表現したいと思って始めたという方もいるでしょう。そういう方は練習してもなかなかギターが上達しないという理由だけでなく、いいねやフォロワーもあまり増えないという挫折も味わっているかもしれません。
でもSNSなどでフォロワーを増やすコツは「継続」です。最初は全然フォローされていなくても、定期的にコンスタントに更新することで認知度が上がってきます。巷のインフルエンサーのような人気を得ることは、そう簡単ではありません。
毎日コツコツと練習をして更新もすることで、ネット上で同じ趣味を持った仲間に出会えるようにもなります。お互いに切磋琢磨し励ましあうことで、モチベーションも上がるでしょう。
ギターの練習はたまに長時間やるよりも、できれば毎日短時間でもやる方がおすすめです。そのためにも毎回ギターをケースに片付けるのではなく、ずっとスタンドに立てておくというのも良い方法でしょう。
いつでも手に取れる状態にしておくことで、ケースから取り出す一手間がなくなって気軽に練習を始められます。スタンドに立てるときにも自分が「かっこいい」と思える状態にしておくことが、弾きたいというモチベーション上げるコツです。
ギター初心者向けの曲
ギター初心者おすすめの曲
- ソラニン
- マリーゴールド
- チェリー
- Lemon
- 小さな恋の歌
- Stand By Me
- Let It Be
ギターを完全に辞めてしまう場合『買取』を検討しよう
ここまでもう一度ギターに向き合うための対処法を書いてきましたが、それでもやっぱり、もうギターを続ける気はないという方もいるでしょう。
残念ですがギターは辞めると決心されたのでしたら、ギターの買取を検討されても良いかもしれません。
せっかく買ったものですから、思い出に手元に置いておいても良いでしょう。もしかするとまたいつか、やりたいと思う日が来るかもしれません。
しかしそれなりの金額で買ったのにすぐ辞めてしまい、見ると気が滅入るというのでしたら思い切って手放してしまいましょう。一般的なリサイクルショップでも買取ってもらえますが、ギター専門の買取業者もあります。
ネットで査定をしたり、買取価格を調べたりすることも可能です。業者に連絡する前に、まずは自分でチェックしてみてください。
ギターを購入した楽器店が買取も行っていることがありますので、楽器店に問い合わせをしてみても良いでしょう。